[アメリカの刑務所が・・・]インスタントラーメンが囚人達の間での通貨に!
2017/04/06
『インスタントラーメンで、いろんな物と交換できちゃうんだ』
アメリカの囚人の間では今、刑務所内の通貨として、
インスタントラーメンを使っています。
以前はタバコをよくお金の代わりとして、いろんな物を買うのに使われていました。
しかし、2014年に刑務所内でタバコが禁止されたときに、
通貨としてのタバコの価値が下がってしまい、
代わりにインスタントラーメンが使われるようになりました。
これは公表されていなかった、ある最近の調査にて明らかになりました。
これには金銭的な問題も・・・
実はただ単にタバコが禁止されたから、インスタントラーメンに変わって行ったのではなく、
経済面の影響も関係しているとか。
最近の刑務所では、予算カットを押し進められていて、囚人達に出される、
食事の量と質が低下したのです。
人によっては、一日に2食しか食べてないという人も。
こういった状況が、インスタントラーメンを食べる人を増やしました。
彼ら囚人達によると、インスタントラーメンは、ハイカロリーで、
仕事の為にエネルギーを蓄えられるということです。
囚人の人たちも普段働く訳ですから、食事の質が悪くて、
栄養素が取れないと、生きて行くのも大変ですよね。
さらに、インスタントラーメンの方が、
普段出される刑務所内での食事よりも、美味しいとの声も。
それだけではなく、実は刑務所の中にある売店にも売っていて、簡単に手に入るのです。
ただ少し高く、一般的にはインスタントラーメン1袋20セントで手に入る物が、
売店だと59セントで売られています。
通貨と言う事で、いろんな物とも交換できて、スウェットシャツや、アンダーウェア、
スイーツ、さらにはキッチンから盗んできた新鮮な野菜まで。
またギャンブルのチップとして使う人も。
何とも刑務所っぽいといえばそうなんですが・・・
刑務所で使われる通貨は、インスタントラーメンとタバコ以外にもあって、
郵便切手やサバ缶、インスタントコーヒーが人気です。
ラーメンが通貨になっちゃうってどうなんでしょう?
インスタントラーメンが通貨になるほどの、食事の量と質の低下についてどう思われますか?
罪を犯した囚人なんだから当然とか、
インスタントラーメンでいろんな物が手に入るって面白いとか、
お腹すいたときのラーメンは美味しいだろうなだったり。
やはりいくら囚人の人と言えど、最低限の食事はしてもらいたいですよね。
また刑務所にも国によってかなり違っていて、
規則だったり、食事、普段囚人がしている仕事など、
見てみると面白い物がたくさん。
もちろん日本の刑務所でもたくさんの面白い話が。
気になった人は、ぜひチェックしてみると、楽しいかもしれません。